日本橋エリアの変遷は目をみはるものがあります。昔の町並みは姿を変え、オフィス中心の中に歴史を感じる新たなステージに入りました。しかし、地域の人・物・金・情報の流れは必ずしも時代に追いついているとは言えません。古きを残し、新しい波を取り入れる。ITを小粋に活用し、21世紀の江戸、日本橋を盛り上げることに貢献したいと考えております。


町内会でのIT活用に関して

自己紹介と課題

私は人形町二丁目浪花会で青年部長をつとめております。10代のときより町会の青年部に所属し街のためにボランティア活動を行ってきました。私が小さい頃からお世話になってきたことへの恩返しがしたかったからです。しかし、近年ではマンションが増加し、町内会への参加率が下がってきました。FUKUMITOYAの業務ではなく、個人的なボランティアの経験ではありますが、弊社の理念に合致する事例としてご紹介させていただきたいと考えております。

地域社会の役割

地域社会役割は次の3つに分かれます。
① 災害、防犯・防災、近隣トラブルなどの問題対処機能
② 清掃や共有施設や備品などの維持管理機能
③ 祭り・子供会・町内旅行などの親睦機能
都会の地域社会は再開発の波に飲まれて壊滅的な状況にありますが、近年これらの機能が見直されています。

町内会に参加しない理由

町内会に参加しない理由町内会に参加しない人の理由は様々です。町内会の存在を知らなかったり、何をしているのか分からないなどの情報不足、時間や労力が取られることによる拒否反応、また、そもそも地域社会に溶け込みたくないと言う心情的な理由まで人それぞれです。

町内会の現状認識と問題点

だからと言って、何もしないと言うのは怠慢だと考えております。閉鎖的なコミュニティの雰囲気や参加機会が少ないことを問題点として共有しています。例えば、旧来は「お問い合わせは〇〇まで(TEL XX-XX)」と回覧板に記載していましたが、これでは知らない方は連絡できませんし、町会全体のアンケートでは回覧板がマンションの住民に殆ど読まれていないという現実まで浮き彫りになりました。

人形町二丁目浪花会FBページ

解決策

浪花会では危機意識の共有を図りました。コミュニティの縮小や消滅するストーリーを共有し、ビジョンを明確にしました。
① 新旧住民の融合に成功している町会
② 若者からプラチナ世代まで楽しめる町会
③ 時代のニーズにあった地域社会を創造する町会

解決の方向性

①ITを使った広報活動(HP・Lineなど)
② 組織の再構成(組織別の取り組みを再検討・青年部を兼務させる)
③ 次世代育成(子供たちへの感動体験)
これを元にプロジェクトチームを立ち上げ、1年間にわたり改善活動を行いました。

ITと組織化による取り組み

特にITを使った情報発信を行い、イベントをフックにして誘導するなどマーケティング手法を用いた取り組み、またITを活用したリモートワークによる組織化の実現は多大なる効果を生み出しました。
マンションの方々のワークスタイルにも馴染みやすい方法だったこともあり、まずアクティブな青年部員が2年間で2倍以上の人員となりました。今では8割がマンションの方々で構成されております。

次回(第二回)はITを使った町内会のリモートワークと情報共有をご紹介します。


12月度経営勉強会のご案内
12/17(月)19時〜21時
予定:日本橋エリアでのWEBを使った集客の方法
場所:東京都中央区日本橋小網町8-2 BIZMARKS日本橋
定員:10名
会費:無料
※どなたでもご参加いただけます。
お申し込みフォーム:https://goo.gl/forms/CKBgspjDQnoy83vk1